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ヨモギを収穫しました

  • 執筆者の写真: Fuming _
    Fuming _
  • 2024年5月18日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年5月20日

北海道は春真っ只中です。今日は異例の25度とあって汗ばむ陽気となりました。そんな折、我家の畑でヨモギを収穫。ヨモギは雑草のように生えているものではなく、種を撒いて栽培したものです。西洋ヨモギと普通のヨモギ2種。同時に収穫したため見分けがつかなかくなってしまいましたが、非常に良い香りです。新芽だけを摘みました。

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夫がヨモギ大福を作りたくて収穫してくれたのですが、あまりの良い香りに、私がお茶用に乾燥させたくなってしまい、収穫したものを洗浄し、すべて乾燥マシーンに放り込んでしまいました。

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いつもはドライフルーツ等を乾燥させる目的に使っているマシーン。ヨモギはペラペラなのでこれだけ沢山入れてもすぐに乾いてしまいます。

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本来は天日干しがいいに決まっています。しかしこのご時世、黄砂やPMの影響もありますから、もはや天日干しは難しいですね。この日のPM予報も北海道地方にも時々飛んできていたようでしたので、マシーンにお願いするしかありません。その気になれば、生のヨモギ茶も飲めましたが、うっかりすべてを乾燥させてしまったので、乾燥したてのヨモギ茶をいただきます。


出来上がったものを一つまみポットに入れて飲んでみます。

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香りと共に身体が温まります。



ヨモギは薬膳では艾葉(がいよう)とよばれ、収穫時期は春ですから、お茶にすれば春の薬膳茶になります。春の薬膳料理なら天ぷらなども良いですね。そしてヨモギは身体温め効果が絶大ですから、冷え性の方には効果的。肝や腎に帰経し止血効果もあります。


またヨモギはモグサの原料でもあり、何といっても香りが特徴的ですよね。女性の養生で有名なのはヨモギ蒸し。以前通っていたスパにヨモギ蒸しコーナーが常設されていたのでよくやっていました。デトックス効果も高いようですねぇ。


このヨモギ、市販品では粉末、お茶と品数は豊富にありますが、購入するには注意が必要です。野草として摘んで加工販売されているものはオススメできません。昔は土手に生えているヨモギを摘んで、家でヨモギ饅頭を作ったりしているおばあちゃんがいました。私の母もいまだ似たようなことをやっているようですが、昨今はちょっと衛生上どうかなぁと思います。それをさらに天日干しというのも…。市販品の中には殺菌目的で蒸してから乾燥させている商品もあるようですね。


そんな事情から我家ではヨモギも栽培するようになりました。


ヨモギは結構な効能ですから、日常的に摂り入れるというよりも、季節や身体の状態を見て摂るのがいいように思います。効能の高いものほど毒にもなりうるということも言えますしね。


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