香港旅行記№3
- Fuming _
- 2024年4月16日
- 読了時間: 2分
この日はまず最初にホテルを出て九龍公園近くから地下に入り歩くこと約10分。
スタバ的なカフェで朝食。そこからどう歩き回るかを相談して、まずは香港島に向かうことに。九龍駅から香港島まで地下鉄で移動しました。
到着後、路面電車に乗って街の雰囲気を堪能。
まだ午前中とあって人出はそれほどでもありませんが、それでも活気がありましたね~。
この路面電車の散策で驚いた景色はビルのメンテナンスです。これ見てください!日本では足場は鉄パイプですが、竹竿を使っています。

ビックリ。他の現場を見ても同様。しかも高層建築のメンテナンスまで。香港まで来てどこ見てるの?と思われてしまいそうですが、竹竿は意外に強度があるようですね。で、考えてみればこの足場には通常職人さんしか乗らないでしょうし、過度な強度は必要ないのかもしれません。そして運ぶにも軽量でしょうしね。
因みに香港は結構ヒヤッとするような老朽化した建物が非常に多かったです。以前、マンションの仕事をしていたので、設備等どうしても目についてしまいます。給水管も相当厳しいでしょうねぇ。
さてこの竹竿、気学的にみても理に適っています。東洋思想で竹は改革・メンテナンスを象徴とするもの、面白いですね。それを意識して使用しているかは不明ですが、因みに最終日に向かったマカオの工事現場でも竹竿でした。
竹の特徴は何といっても節ですね。節目節目でこうしたメンテナンスを施すことは、後にバトンタッチした後継者にも十分に貢献できます。東洋では竹は後継者をも象徴とします。
欧州ではどうやったら事業を継続できるのかが課題だそうですが、この日本においても、子どもや後継者となりうる存在がいても、後継してくれるかはまた別問題。ですからバトンタッチができるのは非常に尊いことなのだと、この歳になって感じています。中には子どもがいなくても後継者がいる企業や個人もいますから、相応の行いあってのことなのだと感心させられます。
相続というと¥のことばかり考えがちですが、理想的な相続は、無形の財産や精神性を次世代にバトンタッチできることでしょうね。これからの時代は¥ではないと感じています。ビンボー人のやっかみかも知れませんが(笑)
このあと食事してランタオ島に向かいました。


