決意しました
- Fuming _
- 3月19日
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更新日:3月19日
ここ数年の傾向ならもうこの時期はすっかり雪がなくなっていて、時々降っても然程ではありませんが、今年は雪がダラダラ続いています。それでも少しずつ春の兆しを感じます。
さて、もうすぐ16歳の勘ちゃん。水分補給と栄養剤の点滴効果で細々と暮らしています。それでも普段と比べると食事量が非常に少なくパワーはありません。随分と痩せてしまいました。5キロ以上あった体重が4キロを切ってしまっています。

食べないので体温も低下。そのため部屋も温め洋服を着せ毛布もかけています。小さくなってしまった勘ちゃん。


元々は横浜の野良ちゃんお母さんから生まれた勘吉はノルウェージャンフォレストキャットと言う猫種のMIXです。若い頃は非常に立派な猫だったのですよ。

あまりに食が細くなってしまったため、苦肉の策で病院から食欲増進材をすすめられました。一錠飲むと結構効くと説明を受けましたが、副作用としては興奮状態が一定程度続いてしまうというもの。それでも僅かな期待を寄せて試してみたのです。
帰宅するとその薬の効果は直ぐにあらわれました。すごい勢いで食べてくれましたが、勘ちゃんの場合は当日のみ。翌日から興奮状態だけが続き食欲減退が戻ってしまったのです。ネットで調べるとペットの食欲増進材は色々種類があるようですが、元の病気が快方に向かっていなければ意味がないという記事を見かけました。そりゃそうでしょう。
結局、点滴生活も延命治療のようなもので2~3日に一度は通わなければなりません。動物の場合は治療も相当のストレスがかかりますし、こうした生活を送らせることが勘ちゃんの幸せなのか?と自問自答してみると、それは違うと答えが出ました。
勘ちゃんの寿命を受け容れ、このあとは勘ちゃん任せ。静かに見守ることを決意しました。とても淋しいですが勘ちゃんの幸せのため。寿命を選んだのも勘ちゃん本人でしょう。
16年近く連れ添った勘ちゃんとの別れは非常に淋しいです。